やっさんコロナ感知の日記

Twitterやっさんコロナ感知の日記形式ブログです。どのような経緯でツイートに至ったのかお分かり頂けると思います。

② コロナのホットスポットでの出来事

その頃 関西では、コロナ第2波の新規感染者数は8月のピークから下降線を辿っていた。
第2波はとっくにピークアウト(頂点を脱する)しており、家庭内感染や学校内感染などの範囲の決められた組織内を除いては、
街中でもウイルス保有者に遭遇する人数はかなり減っていた。
私の行動範囲内では1日あたり1人2人程度に治まっていた。

しかし 例のその現場では、ウイルス保有者と遭遇する人数が10人以上いたのだ。来館者数は400~500人程度。

私は当初、何故こんなに多いのだろうと思っていた。

その建物で何日かかけて私が色んなポジションに配置される事で、コロナ的に危険区域が見えてきた。
しかしこれが 何とも信じがたいのだ。

その建物内には部屋が大小合わせて20室ほどあった。
1階はコロナ的に全然無事。
問題は2階だった。2階には小部屋が10室以上あったが、なんと その部屋全てに
霊的な何かが息を潜めていた。部屋の4隅のどこかに、それはいた。
私は見えない。しかし感じるのだ。

そこでは、『霊的』と『コロナ』が何故か
混じりあって存在していたのだ。

そして『霊的な何か』はタバコの煙のように、見えないスライムのように変幻自在だった。自由に動き回ることもできた。

それが、私や他のスタッフにまとわりついてきた。
背後から。腰の周り、背中と不気味に覆い被さってくる。

私はそういうのは初めてではなく、耐性があったため怖くなかった。こっそり持っていた仏前勤行集や仏様のご真言をいっぱい唱えて霊を追い払い、部屋を清めていた。しかし1部屋につき10分はかかる。
他の部屋にいた正体不明の霊は、他のスタッフや来館客にも まとわりついているに違いなかった。
2階の各部屋の中でも霊的に、そしてコロナ的にも結構 強力な部屋が2部屋あった。

そこを通過するまでは 来館客全員コロナ的に全く問題がなかった。

しかし、2階のその部屋を通過していった人の身体には、いつの間にかコロナウイルスがしっかり付着していたのだ。

さっきまで全くの健康体だった人が、
つぎの瞬間、ウイルスをその身に付着させている。

この現象で私は訳がわからなかった。

私は自分の目の前で起こっていることが信じられなかった。

私は霊もコロナウイルスも視覚としては
目に見えない為、この部分に関しては
推測でしかない。

『部屋の隅に隠れていた霊的な存在が、そこを通過する人間にウィルスを着けていっている可能性がある』という事だ。

もうこれで、私の信憑性は一気に下落したと思われても仕方がない程に
自分でも(なんてオカルトな推測なんだろう)と笑いが出ずにはいられなかった。